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alternative sight(excite版)

普通の事実を知る方法

死んでも偉い人たち。

先日「日本エンターテイナーライツ協会」が補足したという報道があった。

ここ1、2年の芸能人と事務所とのトラブルに端を発した芸能界の労使問題を扱うとのこと。

しかし、私はこの団体には多くを望むことは出来ないと考える。

主体が弁護士にみえるのだ。

過払い金問題に続く新しい市場の開拓のつもりなのだろうか。


昨今、話題となった芸能界の問題というのは”事務所とタレント”という単なる「労使関係」以外に、「発注元の支払い」(NHKの出演料の安さ)や「公正な競争」(芸能界のドン・システム)など、業界における商慣習の問題も含まれており、それを「日本エンターテイナーライツ協会」にはそれを変えるだけのポテンシャルはないと思う。



商慣習の変更というものはある意味、革命である。

つまりタレントが一方的に権利を主張するだけでなく、発注元や事務所といった業界関係者全員の理解と協力が必要になってくる。

争議の前に、まず業界団体がないとダメだろう。

業界の発展を志す団体があって、そこからお互いの立場を維持・保護できる規定を定める。

まぁ、よっぽどのフィクサーでなければ、今の芸能界を取りまとめるのは至難の業だろうな。

見ていて思ったのだが、何となくプロ野球の選手会と球団の関係が、一番手本にしやすいのではないかと思う。

契約や移籍に関する交渉過程とか、かなり参考になる気がする。

事務所とタレントが喧嘩別れしても、”違約金”で手を打つのなら最初から”移籍金”にしておけば良い話。

お金で解決する選択肢をなくすと、それはもう、どうしようもなくなる。



偉人というものは死んでも役に立つものらしい。

最終、最後の交渉を担うのだからね。




余談だが・・・・・。

昨年、世間をにぎわしたS○APの独立問題。

一説には、金銭の取り決めはほぼ固まっていた、とも聞く。

だったら、移籍先は”事務所”の天下り先にすればよかったのだと思う。

そうすれば”事務所”のトップは自動的に”A○ASHI”になるし、功労者であるS○APにもそれなりの自由を与えてやれる。

系列会社にしておけば後で戻したとしても、それほど変じゃないだろうしね。




なんだろう。

もう少しビジネスライクに、割り切った社会になるべきなんだろうな、芸能業界は。



by wasteyourtime | 2017-06-18 00:00 | 社会